居酒屋女子が仲間のお店を紹介

今回の孤独のグルメは、食いだおれのまち・大阪を舞台に拡大版でお届けします。大阪の街と居酒屋をこよなく愛する女子が、2組合の居酒屋4店舗を2回に分けて紹介します。忘年会、新年会シーズンを迎え、仲間の居酒屋一覧も掲載しています(chapter.02)。ご利用ください。

おいしい炭火焼きで幸せな気分に

居酒屋メニューが大好きな南貴美子さんと石川紀子さん。今宵は炭火で焼いた焼き鳥が評判の『八剣伝』緑地公園店(大阪府豊中市)を訪れた。お店に入った途端、「あぁ~、いい匂い~」と、炭火焼きの香りが二人の食欲を刺激する。
席に着くと、店長を兼務する松尾優輝エリアマネジャーのおすすめメニューを注文。タレや梅しそ、おろしポン酢など五つの味が楽しめるももとせせり(首周りの肉)の串焼きと、がぶがぶチキンが届くと感嘆の声が上がる。南さんは、氷の代わりに凍ったレモンが詰まった最強レモンサワーのレッド(トマト味)で、石川さんは愛媛県内子町産の柑橘「じゃばら」を使用したサワーで喉を潤し、串焼きを頬張る。「炭火の香りが広がる~。せせりの弾力とコクがめっちゃおいしい!」「がぶがぶチキンは香ばしくてジューシー」と幸せそうに味わう。

今宵の宴を祝しておすすめのサワーで「乾杯!」。笑顔がこぼれる南貴美子さん(右)と石川紀子さん

こだわりのメニューに大満足

「このサワー、トマトの酸味とレモンが相性抜群で飲みやすい」「じゃばらは花粉症に効くんやて」と会話も弾み、続いてのおすすめを注文。新鮮な馬肉にごま油の風味が効いた「さくらユッケ」、店内でていねいに焼き上げたふわトロの「だしまき」、出汁がしみた「大根の唐揚」のおいしさに舌鼓を打ちながら、「産地や健康にこだわったメニューも豊富でいいね」と微笑み合う。
〆は辛さが1~8まで選べる「八から鍋」の3辛を注文。モツの旨みと辛さがクセになり箸が進む。店内はアットホームな雰囲気で居心地が良く、つい長居に…。しっかり飲んで食べて1人2000円。お土産に「焼鳥屋のたれ団子」もテイクアウトし、大満足の一夜となった。

松尾優輝エリアマネジャーが焼き上げた串焼きは絶品。松尾さんはマルシェ丸忠会ユニオン書記長としても活躍
酔虎伝では、お客さまの人数分の太鼓を打ち鳴らし歓迎してくれる。右端は、仲間の笑顔を守るため職場環境の整備に努める堀内健司委員長

忘年会に向けた宴会コースを注文

まずは酔虎伝オリジナルのお酒を傾け、懇親をスタートする茶本恵理さん(右)と安田真帆さん

御堂筋線・天王寺駅から徒歩4分、商業ビルの地下2階にある『酔虎伝』阿倍野店(大阪市阿倍野区)。大きなトラのマスコットが目印だ。その前で合流した茶本恵理さんと安田真帆さん。さっそく入店すると、「いらっしゃいませ!」と元気な声と太鼓の音が迎えてくれ、気分が盛り上がる。
席に案内してくれた橋本隆シニアマネジャーが、「忘年会向けに新コースができたのでいかがですか」と勧めてくれた。そこで2人は、「豪華刺身と牛ステーキコース」(飲み放題付き4950円)を頼むことにした。1杯目は大阪名物の「みっくちゅじゅーちゅハイ」と「パインアメサワー」(飲み放題に含まれず)でスタート。

リーズナブルで大満足のメニュー

「やげんなんこつの梅肉和え」の味にハマっていると、「刺身五種盛」が届き、「すごい!」と声が上がる。その日仕入れた鮮魚を使用するそうで鮮度抜群。口に含んだ途端「新鮮!」「旨みが広がる」と目を細める。続く大手羽は名前のとおり、やみつきになるおいしさでお酒が進む。「生春巻」や「串焼」などを満喫していると、「牛カットステーキ」が登場。〆は炙ったとろしめさばの棒寿司を堪能し、二人は大満足。
「ボリューム満点でお得やね」「力仕事が多い男性陣にもよろこばれる」「スタッフの方も親切で、忘年会はここで決まりやね」と語りながら、笑顔で店を後にした。

マルシェグループは大阪を中心に、宮城県から中四国エリアまで、居酒屋『酔虎伝』『八剣伝』『居心伝』などを308店舗展開。『八剣伝』は、焼き鳥を中心にバリエーション豊かなメニューを揃え、地域密着の店づくりで人気を得ている。ユニオン(大阪市阿倍野区・270名)では、LINEで組合に関するクイズなどを発信し、活動の輪を広めている。