拉致被害者救出へ世論を動かそう【12月〜2月】支援活動強化月間スタート

UAゼンセンは既報のとおり、ヤングリーブス(青年組織)を中心に北朝鮮による拉致被害者家族への支援活動に継続して取り組んでいます。本年も、12月から翌2024年2月を支援活動強化月間に設定し、署名活動、カンパ活動、啓発・学習活動などに重点的に取り組みます。拉致問題の一刻も早い解決のために、支援活動に積極的に参画し、世論を動かしていきましょう。

「メッセージ動画」などで思いを共有

組織内外へ世論を喚起

UAゼンセンは2002年以降、ヤングリーブス(青年組織)が中心となって拉致問題の早期解決を目ざしてさまざまな支援活動を展開しています。
具体的には、組織内外で署名活動を行い、累計で545万筆超の署名を政府に届けました。本年4月の提出時には、松野博一拉致問題担当大臣が「拉致問題は政府の最優先事項。皆さんの署名は、政府にとって大変心強い後押しとなる」と発言。一人ひとりの署名が拉致問題解決の力となっています。
また、署名活動とともにカンパ活動を実施。今年度は特定失踪者問題調査会に対し、262万円余を贈呈しました。カンパ金は同団体が北朝鮮に居住する拉致被害者へ向けた短波放送「しおかぜ」の運営費に充てられています。情報統制が敷かれた北朝鮮への情報発信は重要な活動です。
UAゼンセンは今後も、一刻も早い解決へ向けて組織内外へ向けて世論喚起を行っていきます。さらに、若手運動家の育成を目的として、「ヤングリーブスアクション47」に取り組んでいきます。

強化月間の取り組み

◇署名活動実施

加盟組合は、組合員と家族に対し署名活動を実施。第一次集約の締切は来年3月8日(最終締切は3月15日)。運動推進局へ送ってください。4月上旬に内閣総理大臣宛、署名を提出予定。

◇カンパ活動

加盟組合でカンパ活動を実施してください。カンパ金は来年3月15日までにUAゼンセン口座≪中央労働金庫 市谷支店 普通 1002100 UAゼンセン(ユーエイゼンセン)≫へ送金してください。また、報告書を運動推進局へFAXしてください。

◇啓発・学習活動

会議の場や広報紙などをつうじて、政府拉致問題対策本部ホームページ内のアニメ『めぐみ』の周知や、ヤングリーブスの行事などに合わせて学習会を計画してください。また、松本京子さん、大政由美さんのご家族のメッセージ動画や2022年4月に行った政府への署名提出および松本京子さんご家族(兄・孟さん)と本部ヤングリーブス委員の懇談の様子を収めた動画を視聴し、思いを皆で共有しましょう。

私達の仲間にも拉致被害者がいます!

松本 京子さん

松本 京子 さん

1977年10月21日、鳥取県米子市内で家族に「編み物教室に行ってくる」と告げ、行方不明となる。2006年11月20日、政府が拉致被害者と認定。

大政 由美さん

大政 由美 さん

1991年3月28日、韓国・慶州市内で行方不明となる。北朝鮮にいるという不確定情報多数。特定失踪者に認定。

【トップ写真】ことし4月の松浦会長(左)から松野大臣への署名簿提出の様子。