全国の仲間の思いを胸に政策実現の最前線で奮闘中‼

田村まみ組織内参議院議員4年間の活躍〈前編〉はこちら

仲間の声で政治を動かす カスタマーハラスメント撲滅に全力

UAゼンセンは2016年から、悪質クレーム行為等のカスタマーハラスメント撲滅へ向けた取り組みを展開しています。
田村議員は当選当初から現在に至るまで、スーパーマーケットの店舗で働いた経験を生かし、川合議員と連携しながら、予算委員会や消費者問題に関する特別委員会などで、カスタマーハラスメント対策に関する質疑を行っています。
とりわけ、2020年3月16日の予算委員会では、安倍晋三内閣総理大臣(当時)に対し、コロナ禍で深刻化するカスハラの現状と、そのなかで奮闘する流通・サービス業の仲間の実態を伝え、安倍総理大臣から感謝の言葉とともに、「消費者には冷静な購買行動をお願いしたい」という回答を引き出し、カスタマーハラスメント対策の進展につながりました。
また、この間の田村議員による精力的な活動が実り、2022年2月25日には、厚生労働省による「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」の策定に至りました。

カスハラ対策の法案提出
カスハラ対策の法案提出
企業向けの対策マニュアル
企業向けの対策マニュアル

働き方に中立な税・社会保障制度へ 「年収の壁」問題で政府の政策を先導

現在の税・社会保障制度では、配偶者の年収が一定額を超えると「扶養」から外れてしまい、税金や社会保険料の負担が生じる仕組みとなっています。具体的には、いわゆる「年収の壁」として、「103万の壁」「106万(130万)の壁」「150万の壁」などが挙げられますが、いずれも職場では、パートタイマーを中心に手取り収入の減少を懸念し、この範囲内の年収で働くことを選択する「就業調整」を招き、現場の人手不足につながっています。
2022年3月2日の予算委員会では、田村議員は川合議員と共に、「地域別最低賃金の上昇など、『年収の壁』を取り巻く状況は大幅に変化しており、見直しが必要」と訴えました。これに対し、岸田文雄内閣総理大臣は「同じ問題意識を持っている。制度の改修に取り組んでいきたい」と回答。両議員の質疑が政府の政策を“先導”し、大きな突破口となりました。また、2023年5月9日には、加藤勝信厚生労働大臣から「ご指摘の内容をふまえ、早急に対応したい」と前向きな回答を引き出しました。

川合議員と連携し、岸田総理大臣から「年収の壁」見直しについて積極的な答弁を引き出した
川合議員と連携し、岸田総理大臣から「年収の壁」見直しについて積極的な答弁を引き出した

全国各地の仲間の声で、政策実現にまい進

田村議員は、国会の合間を縫って、全国の加盟組合やUAゼンセンの都道府県支部を訪れ、仲間の声に耳を傾けています。カスタマーハラスメント対策や「年収の壁」問題など、皆さんの声が政策実現の力になります。「あなたの声を聞かせてください!」。