【正社員】高水準の妥結を維持

2024賃金闘争は、A・Bグループ(集中回答日3月13日、21日)に続き、3月31日、中堅・中小を中心とするCグループの集中回答日を迎えました。4月1日10時時点で、参加組合(1771組合)のうち、463組合(組合員数で118万名強)が妥結。〝過去最大〞の成果が続いています。

【短時間】9年連続で正社員超え

UAゼンセン組合員の約6割を占める短時間(パートタイム)組合員は208組合で妥結。このうち93組合が満額(うち11組合は満額超)を獲得しました。
契約社員組合員は52組合で妥結。妥結総合計は加重平均で1万4236円(6・39%)となり、前年を大幅に上回る結果を獲得しています。

これらの妥結結果をふまえ、4日、松浦昭彦会長は記者会見のなかで、「“昨年以上の賃上げ”という意味では中小労組も大手に引けを取らない結果となった」と述べました。