UAゼンセンは9月13日午後1時から14日午前、東京国際フォーラム(東京・有楽町)で第12回定期大会を開催しました。両日の出席代議員・特別代議員は880名(うちWeb参加24名)で女性比率は30・3%。大会・中央委員会で議場に直接出席することが困難な代議員・中央委員のリモート出席を可能とする「UAゼンセン議事規則ならびに選挙規則の改正」をはじめ、「2024年度活動計画」「第12期(2024年度)予算」「第27回参議院議員選挙(比例代表)組織内候補者の擁立」など上程した全8議案を可決しました。

新型コロナウイルスは、本年5月に感染症法上での取り扱いが5類に移行しました。その後、国内の感染者数は徐々に増加してきているものの、政府・行政から行動制限等の要請はなく、コロナ禍前に近い形での社会活動が容認されるようになっています。
このようななか、本大会はリアル形式を原則としながらも、リモート参加も可能とする、いわばポストコロナ時代に対応した運営方式としました。

そごう・西武労働組合のストライキについて語る松浦会長
大会の冒頭、挨拶を述べる松浦会長

【第6号議案】第27回参議院議員選挙(比例代表)に田村まみ組織内参議院議員を擁立

第6号議案「第27回参議院議員選挙(比例代表)組織内候補者の擁立について」は、カスタマーハラスメント対策の充実や「年収の壁」問題の解消、薬価や介護・診療報酬の適正な改定など、組合員の雇用と生活に関する課題解決に全力で奮闘している現職の田村まみ組織内参議院議員を組織内候補者として擁立することを満場の拍手で決定しました。

次期参議院議員選挙への擁立決定を受け、決意表明を行う田村議員
次期参議院議員選挙への擁立決定を受け、決意表明を行う田村議員

仲間の“声”が活動の原点

 決定後、田村議員は「この4年間、私の活動の原点には、つねに職場の皆さんから寄せられた“声”がありました。『年収の壁』問題や介護・診療報酬の改定、子育て支援など、残された2年間の任期のなかで、これらの課題を『すべて解決する』という思いで、これからも頑張っていきます。そして、その先も、組合員の皆さんと一緒に行動することで、“より良い未来”を築いていきたいと思います。今回の擁立決定を受けて、改めて、勇気と覚悟を持って、皆さんの“声”を糧に、これからも力を尽くしていきます」と力強く決意を表明しました。
UAゼンセンは2024年6月末までの期間にキャンペーンサイトを開設し、組合員の皆さんからさまざまな課題を集め、その解決を目ざす「まみに聴かせてキャンペーン」を展開します。

【トップ写真】800名を超える代議員、特別代議員が出席するなか、8つの議案すべてを可決決定し、2024年度の活動のスタートを切った