「Kampoful Life(カンポフルライフ)」の人気コンテンツ「薬膳レシピ」のなかで、スーパーでそろう食材でつくる薬膳料理を紹介している槇玲(まり)先生に、いまの季節に取り入れたいレシピを紹介していただきました。

薬膳は、カラダだけでなく心のバランスを整える食事でもあります。寒さがゆるみ始める2月は、新陳代謝が活発になり、気持ちが動き出す時期。気がのぼりやすく、イライラしやすい、落ち着かない、不安になるなど、メンタルに影響を及ぼしやすくなります。
そんなときに取り入れたいのが、香りのある野菜です。セロリや菜の花、ふきのとう、そのほか柑橘類なども、気の巡りにおすすめです。しらすや卵、高野豆腐は、カラダの土台となるエネルギーを補いながら、春の揺らぎに負けないカラダづくりをサポートしてくれます。

セロリは、滞りがちな気の巡りを整え、緊張した心をふっとゆるめてくれる食材です。一口食べるだけで、気持ちがほどけるような感覚を味わえることでしょう。
春への準備
しらすとセロリの卵とじ

春は気が上がり、怒りっぽくなったり、ストレスによって肝臓や目などに影響を及ぼしたりするといわれます。それを解消するには、香り野菜のセロリがおすすめです。気が巡り、ゆったりとした気持ちを味わえるでしょう。

材料【4人分】
- セロリ 120g
- しらす 40g
- 高野豆腐 1枚(17g)
- 玉ねぎ 1/4コ
- 干ししいたけ 1枚
- だし昆布 5cm角
- 卵 2コ
<調味料>
- 水 200㎖
- 粗塩 小さじ1/4
- 酒 大さじ1
- みりん 小さじ2
- 淡口しょうゆ 小さじ2
作り方
- 鍋に水と昆布、干ししいたけを入れて1時間以上置く。昆布と干ししいたけが戻ったら、それぞれ千切りにする
- セロリの茎は斜め薄切り、葉はざく切りにする。高野豆腐は水で戻してセロリの大きさに合わせた短冊切りに、玉ねぎは皮をむいてスライスする
- 調味料を入れて火にかける。煮立ったら高野豆腐と玉ねぎを入れて弱火で10分煮る。セロリの茎を加えて、さらに5分煮る
- セロリの葉としらすを加える。卵を溶きほぐして卵とじにする

薬膳料理研究家/管理栄養士 槇玲(まり)
家庭薬膳のパイオニア。みずからも薬膳と出会い、長年悩んだ体調不良とアレルギーを食のチカラで克服した経験を持つ。


