第8話 リンガーハット新橋駅前店 出演 河野 厚志 (井之頭 五郎役)

外食業種組合の店舗を舞台に主人公・井之頭五郎役の組合リーダーが、仲間のグルメを紹介するYuai版『孤独のグルメ』。第8話は長崎ちゃんぽん専門店『リンガーハット』の新橋駅前店を訪れ、長く愛され続ける長崎のソウルフードを楽しみます。

河野 厚志 (井之頭 五郎役)
ソラストユニオン委員長。UAゼンセン総合サービス部門では副部門長を務める。ソラストは医療機関の受付や会計、料金収納、電話交換など医療事務全般の受託代行をはじめ介護、保育、教育事業に携わり、約3万名が従事。ソラストユニオン(東京・千代田区)の組合員は約2万5000名(9割が女性)で、感染対策をはじめ、医療現場などで働く仲間の環境整備に努めている。時折晩酌で疲れを癒すという河野委員長は健康に気を配り、野菜不足の食生活を見直そうとしている。
「時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり『自由』になる。だれにも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為。この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の『癒し』と言えるのである」
(テレビドラマシリーズ『孤独のグルメ』ナレーションより)

---テレビドラマシリーズ『孤独のグルメ』---
グルメ漫画『孤独のグルメ』(原作・久住昌之、作画・谷口ジロー)を松重豊主演で実写ドラマ化。2012年からテレビ東京系列で放送され、これまでにシーズン10を数える超人気番組。

昨年、長崎を訪れた際も立ち寄ったほど、『リンガーハット』の長崎ちゃんぽんが好きな河野委員長。出張帰りで東京駅に降り立つと無性にあの味が恋しくなった。「新橋にお店がありますよ」。専門委員会で懇意にしていたリンガーハットグループ労働組合の上田健一朗委員長が、そう話していたのを思い出した。「今夜は長崎ちゃんぽんを堪能しよう」と新橋駅前店へ足を向けた。

生ビールで喉を潤し、ちゃんぽんへ

新橋駅前店限定
チョイ飲みセットで まず一杯!(ぎょうざ5個&ビール小or
ハイボールorレモンサワー・税込500円)

JR新橋駅から歩いて2分。交差点を渡ってすぐのビルの一角を占める店舗に到着した。絵画が飾られた店内はオシャレで清潔。女性やカップルでも利用しやすい雰囲気だ。
一日、目いっぱい働いた河野委員長は新橋駅前店限定の「チョイ飲みセット」を発見し、さっそく注文。熱々のぎょうざを頬張るとサクサクで、ビールとよく合う。ゆず胡椒を付けてみると、一層ぎょうざの味が引き立ち、おいしく感じられた。そこへ「長崎ちゃんぽん」が運ばれてきた。新鮮な野菜がたっぷりで、つるっともちもちの麺がとんこつと鶏ガラベースでコクのあるスープと絡み合う。実においしい。「この味が食べたかった」。

定期的に食べたくなる王道の味

長崎ちゃんぽん(野菜容量255g・税込740円)※地域によって価格は異なります

たっぷり野菜に感謝&完食!

おいしさに魅了され、スープ、野菜、麺のトライアングルが止まらない。単身赴任の身には、野菜がたくさん摂れるのも助かる。お腹に余裕がある河野委員長はまだいけると、2杯目のビールとにんにく入りのぎょうざを注文し、満喫した。
今度は野菜量約2倍の「野菜たっぷりちゃんぽん」を食べようか、見た目が鮮やかな「彩りちゃんぽん」もいいな、「半チャーハン」も付けよう…、と次回への楽しみが尽きない。ふと店内を見渡せば、サラリーマンやカップルでほぼ満席に。河野委員長はさりげなくベルトを緩め、満たされた笑顔でお店をあとにした。

野菜も小麦もすべて国産にこだわる 

右から、上田委員長、スタッフの丸山由紀恵さん、広報担当の愛川主任。丸山さんは忙しいなか撮影に協力してくれた。また、愛川さんは企業の取り組みから人気メニューまでていねいに説明してくれた

 昨年、創業60周年を迎えたリンガーハット。長崎ちゃんぽん専門店『リンガーハット』575店舗、とんかつ専門店『濵かつ』84店舗を国内外で展開(2月1日現在)。野菜や麺の小麦はすべて国産にこだわり、国内の3工場で調理しやすい状態に加工し、毎日店舗に届ける。
『リンガーハット』では「モグべジ食堂」と名づけ、新鮮な国産野菜を使った野菜食の提供にこだわっている。総務人事チーム広報担当の愛川真由主任は「『野菜たっぷりちゃんぽん』なら一日に必要な野菜目安量の350グラムを優に超えます」と語り、「新たな具材を検討するなど、野菜を極めていきます」と目を輝かせる。こうした取り組みやフードコートへの出店などで女性や家族層のファンを広げた。
リンガーハットグループ労組は現在、労働条件闘争に取り組んでいる。上田健一朗委員長は「賃上げに全力を尽くします」と力を込めた。

リンガーハット