UAゼンセンでは、47都道府県のヤングリーブス委員会(青年組織)において、若手組合員が中心となって拉致被害者家族支援や領土問題啓発、富士山の森づくりなどの活動に取り組んでいます。 
8月25~26日の2日間、UAゼンセンは第12回ヤングリーブス全国代表者会議を開催。全国各地からヤングリーブス委員会代表者ら84名が集まり、2023年度の活動を振り返り、2024年度の活動計画について討議しました。
25日の冒頭、中川紀子本部ヤングリーブス委員長は、「『若手の組合離れ』ということが言われるなかで、『組合活動は楽しい』『自分の成長につながる』と実感できるような活動を展開していきたい」と力強く語りました。

拉致被害者救出へ「アクション47」

その後、2023年度活動報告と2024年度活動計画を確認した後、ブロック単位で活動状況などの討議を行いました。
2日目の26日には、2024年度に全国8ブロックで拉致被害者救出へ向けた署名活動や学習会に取り組む「ヤングリーブスアクション47」を実施することをふまえ、心合わせの一環として、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の横田拓也代表(政府認定拉致被害者・横田めぐみさんの弟)を招き、基調講演を行いました。今回、「北朝鮮よ!姉 横田めぐみを返せ!」と題した講演のなかで、横田代表は「拉致問題が解決し、拉致被害者全員が帰国するまで、声を上げ続ける」と語りました(基調講演の要約を2面に掲載)。

仲間達と共に署名への協力を力強く呼びかける田村議員

講演後には、出席者全員でJR新宿駅西口に移動し、北朝鮮拉致被害者救出へ向けた街頭署名活動を実施。出席者の力強い訴えの結果、122筆の署名を集めました。
また、本署名活動には公務の合間を縫って、田村まみ組織内参議院議員も参加。田村議員は「拉致被害者救出へ向けた署名に、あなたの力を貸してください」と声を張り上げ、みずから署名を集めました。

出席者を前に講演する横田代表