UAゼンセンは18日午後から19日午前、パシフィコ横浜(横浜市西区)において、第13回定期大会を開催しました。当日は代議員・特別代議員(女性比率は1日目29・8%、2日目30・1%)・傍聴含め約2600名が出席。「2025・2026年度運動方針」「第13期(2025年度)予算」「第27回参議院議員選挙必勝決議」など上程した全8議案を可決しました。

歴史を継承しつつ運動を前進させる

大会第1日目の冒頭、松浦昭彦会長は、前回の第12回定期大会から一年間のうちに逝去した加盟組合・UAゼンセン関係者1951名に対し、追悼の意を表し、心からご冥福をお祈りし、黙祷を捧げました。
なお、物故者のなかには、髙木剛元UIゼンセン同盟会長や落合清四元UIゼンセン同盟会長が含まれています。

新体制を選出し新たな運動を展開

大会第1日目の夕刻、木暮弘副会長が第5号議案「役員の選出」を提案し、代議員による電子投票を実施。投票の結果、新執行部体制を決定しました。

新体制では、松浦会長が退任し、新会長に永島智子氏(前副会長・流通部門長、イオングループ労連会長)、副会長に古川大氏(前書記長)、書記長に西尾多聞氏(前政策グループ担当副書記長)をそれぞれ選出しました。

組合員の声を集め課題解決に挑戦

“組織拡大・賃上げ・政治の課題解決に一丸で取り組む”

新たに選出された永島智子会長と西尾多聞書記長

大会第2日目、永島新会長は新執行部を代表し、「今後、2年間におけるUAゼンセンの最重点課題は3つあると考えている。一つ目は『組織拡大』。日本全体の推定組織率を見れば、まだまだ組合のない職場は多く、組合民主主義を広げ、一人でも多くの働く仲間の幸せ実現に取り組む必要がある。二つ目は『賃上げ』について。日本全体に賃上げを浸透させるために、大幅な賃上げを構造的・継続的なものとし、賃上げのシステム自体を変革していくことが重要。三つ目は『政治』。『田村 まみ』の必勝は、加盟組合が一丸とならなければ実現できない。この3つの課題を、皆さんと共に必ず解決していく」と力強く決意を語りました。

最後に、永島新会長によるガンバロー三唱で心を合わせ、〝新しいUAゼンセン運動の創造〟を目ざしていくことを誓い合いました。

新役員を代表し決意を述べる永島新会長