UAゼンセンは、医薬品・医療機器関連産業で働く仲間の声を受け、中間年改定など「引き下げありき」の薬価制度や薬価引き下げに依存した医療費適正化の見直しを訴えています。6月18日、田村まみ組織内参議院議員は、国民民主党の玉木雄一郎代表とともに、武見敬三厚生労働大臣に対する要請を行いました。

玉木代表とともに武見大臣に対して、薬価改定見直しの申し入れを行う田村議員(写真左)

医薬品の安定供給実現へ 中間年改定の廃止を訴え

6月18日、田村まみ組織内参議院議員は、国民民主党の玉木雄一郎代表とともに厚生労働省を訪問。武見敬三厚生労働大臣に対し、「国民の命と生活を守る医薬品の安定供給確保へ向けた緊急申し入れ」を行いました。

今回の申し入れのなかで、田村議員は玉木代表とともに「諸外国と比較すると、わが国の医薬品・医療機器関連産業の成長は停滞している。このままでは、国内から創薬の基盤が失われる危険性がある」と提起。

また、田村議員は「医療費削減を目的とした薬価引き下げが続き、医薬品・医療機器の業界は体力を奪われている。創薬の促進と医薬品等の安定供給を実現し、将来にわたって国民の生命と健康を守るためには、中間年改定を含む薬価改定の抜本的な見直しが不可欠」と訴えました。

これに対し、武見大臣は「今回の申し入れもふまえ、検討していく」と回答しました。

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田村まみ組織内参議院議員 プロフィール

1976年生まれ。1999年、ジャスコ(現・イオンリテール)に入社。食品スーパーのマックスバリュでデイリー部門(豆腐や納豆)ひと筋に勤める。2006年組合専従(中央執行委員)。2019年7月の第25回参議院議員選挙(比例代表)で初当選。厚生労働委員会、予算委員会、消費者問題特別委員会などに所属。2025年実施の第27回参議院議員選挙(比例代表)の組織内候補者として、働く仲間の声を聴きながら、政策実現にまい進中。