本年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」から5カ月が経ちました。この間、UAゼンセンは「災害対策本部」のもと、被災された組合員が在籍する加盟組合に被災見舞金(ボランタス基金から拠出)を届けるとともに、連合被災地救援ボランティア隊などをつうじ、被災地の復旧支援に取り組んでいます。

また、被災者支援や被災地復旧のため、1月16日から2月29日の期間で「令和6年能登半島地震災害に関わる緊急カンパ」(任意カンパ)を実施し、全国の加盟組合から4754万124円(387件・個人13名含む)を集約しました。

6月10日、UAゼンセンの松浦昭彦会長は日本赤十字社を訪問し、緊急カンパのうち、1754万124円を贈呈しました(これ以外の3000万円は連合実施の緊急カンパへ拠出)。
松浦会長は日本赤十字社パートナーシップ推進部の相澤達也部長に目録を贈呈し、「まだまだ息の長い支援が必要。一日も早い被災地の復旧・復興に生かしてほしい」と期待を寄せました。これに対し、相澤部長は「UAゼンセンの皆さんには、これまでも災害のたびに義援金等の支援をいただいている。いただいた義援金は1円残らず、しっかりと被災地に届け、被災された方々の生活支援をはじめ、復旧・復興に生かしていく」と応じました。

その後、能登地方の被災地におけるこれまでの日本赤十字社による救援活動の記録映像を鑑賞し、今後の被災地支援のあり方や平時からの備えの必要性について意見交換を行いました。

【トップ写真】日本赤十字社本部で全国の仲間達によるカンパ金の目録を贈呈する松浦会長(中央)