現在、物価上昇によって実質賃金の低下が続き、組合員の生活は依然として厳しい状況にあります。実際に、現在展開中の「まみに聴かせてキャンペーン」においても、「物価高騰に賃上げが追いついていない」「税金や社会保険料も上がり、可処分所得が減っている」などの切実な声が寄せられています。UAゼンセンではこの状況を打破し、2024賃金闘争においてすべての職場で物価上昇を上回る賃金引き上げを実現するため、全加盟組合で一丸となり組織署名を展開。2月8日、集約した1676組合(組合員にして178万1597名分)の組織署名を厚生労働省に届け、賃上げへ向けた環境整備を要請しました。

本要請では、松浦昭彦会長が「いまこそ、政労使で一致団結し、社会的に賃上げの流れを喚起することが求められている」と訴え、政府による具体的な環境整備のための政策実現を促しました。また、田村まみ組織内参議院議員は「介護従事者の処遇改善や『年収の壁』問題の解消など、より一層の取り組みが必要」と提起しました。

これを受けて、武見敬三厚生労働大臣は、「本要請の趣旨と政府の立場は一致している。昨年以上の賃上げ実現へ向けて、あらゆる対策を徹底的に講じる」と応じました。

【トップ写真】武見敬三厚生労働大臣(中央)に要請する一行。左から西尾多聞副書記長、川合孝典組織内参議院議員、松浦昭彦会長、田村まみ組織内参議院議員、堂込まきこ組織内参議院議員、永井幸子副書記長