日本を代表する温泉地・箱根。ここ箱根には、長い歴史を刻むUAゼンセンの仲間の温泉ホテル・旅館があります。箱根湯本温泉の「ホテルおかだ」「ホテル南風荘」と、塔ノ沢や仙石原に9施設を展開する「一の湯グループ」です。そこで今月号は、人気のテレビ番組『ロゴ入り温泉タオル集め旅』にならって、箱根エリアの仲間の名湯を紹介します。

『Yuai』の購読拡大を進めるスギ薬局ユニオン(小澤こざわ政道委員長)から、2名の愛読者が温泉タオル集め旅に参加してくれました。(後編になります)

箱根湯本温泉 ホテル南風荘

ホテル南風荘労働組合

須雲川沿いに湯場滝通りをさらに進むと、「ホテル南風荘」に到着する。湯本温泉郷共同バス(滝通り行きAコース)の終点に当たり、山々の緑が迫ってくる。川のせせらぎと鳥の声に耳を澄ませながら、こんこんと湧き出る箱根湯本温泉を存分に楽しもう。

たっぷりと湯をたたえた女性の湯「いちの湯」と男性の湯「にの湯」の内風呂・露天風呂

開業60周年の節目にさらに進化し、魅力アップ

温泉露天風呂付客室が充実

佐藤高洋委員長の案内で、人気人気No.1「露天風呂付和モダンスーペリアツイン」の室内を見学する周藤さんと齋藤さん

風情ある湯場滝通りの一番奥に「ホテル南風荘」はある。前ページで紹介した「ホテルおかだ」とは徒歩2、3分の距離。須雲川にかかる「片倉橋」をはさんで向かい合う2つのホテルは、およそ半世紀前に当時のゼンセン同盟に加盟し、共に活動してきた兄弟組合でもある。

作務衣姿で迎えてくれた佐藤高洋委員長は組合非専従で、日ごろは客室係として勤務している。やさしい物腰で、「ホテル南風荘」の紹介をしてくれた。一番のトピックスは、昨秋開業60周年を迎え、1年間にわたって感謝を込めたキャンペーンを展開中とのこと。なかでも、3大特典が付いた60周年記念宿泊プランがおすすめだそうだ。

続いて、リニューアルしたばかりという本館4・5階の露天風呂付客室に案内してくれた。箱根湯本温泉のかけ流しをプライベート空間で思う存分楽しめると大好評だそうだ。スギ薬局の化粧品コーナーでビューティーアドバイザーを務める周藤さんと齋藤さんは、客室に備えられたReFa製品にも注目。ReFaルーム(限定1室)もあると聞いて興味津々の様子だった。

アメニティはReFa製品を備える
客室の露天風呂には、信楽焼の陶器の浴槽を使用するこだわりぶり
本館には、さまざまな要望に応える温泉露天風呂付客室を49室揃える
佐藤委員長から温泉タオルを受け取る2人。ロゴは入っているのか?
露天風呂付客室専用の夕食例(部屋または個室食事処)
パティシエが1つひとつ作り上げる「湯上がりプリン」は絶品

日々多くのゲストを迎える佐藤委員長。観光スポットを尋ねられると、「箱根神社」をおすすめしているそうだ。箱根の奥深い魅力に出会いに行こう。

100名を超える大規模な社員旅行や忘・新年会にも対応できる宴会場や会議室を完備している
ホテル南風荘

神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋179。
本館:地上5階・地下1階(62室)、別館:地上6階(50室)。
湯本温泉郷共同バス(滝通り行きAコース)終点。

塔之沢温泉 塔ノ沢 一の湯本館

一の湯労働組合

風格が漂う「塔ノ沢 一の湯本館」の玄関。宿を包み込むように早川渓谷の自然が広がる

箱根湯本駅から早川に沿って東海道(国道1号線)を少しのぼると塔ノ沢に着く。右手に、ひときわ目を引く木造4層数寄屋造りの「塔ノ沢 一の湯本館」が現れた。400年の歴史を持つ宿は、古き良き魅力にあふれていた。

早川渓谷に面した趣ある和室でくつろぐ。温泉と景観の両方を楽しめる露天風呂付和室が人気を集める。全23室
大浴場は流れる上がり湯が特徴。流れてくる温泉をすくう、昔ながらの湯あみが楽しめる

「ことしで創業396周年になります」。本脇弘基委員長はそう語ると、本館内を案内してくれた。

塔ノ沢の地で最初に開かれた宿なので「一の湯」。木造4層数寄屋造りというめずらしい建築様式で、有形文化財に登録されている。「エレベーターがないので、4階まで階段を使っていただいています」と、委員長が申し訳なさそうに教えてくれた。

早川渓谷を望む大浴場や、磨き上げられて飴色になった廊下や階段、純和風の客室を愛するファンは多く、外国からのお客さまにも人気だそうだ。

一の湯グループでは、塔ノ沢本館をはじめ9つの温泉施設を箱根エリアに展開していて、立ち寄り湯のサービスを利用した“湯めぐり”が人気だそうだ(次ページに詳細)。周藤さんと齋藤さんも、本脇委員長おすすめの観光スポット「すすき草原」がある仙石原に足を延ばすことに。「ススキの原 一の湯」で温泉タオル集め旅の疲れをしっかり癒した。

夕朝食は、大正時代につくられた大広間を改装したロマンあふれるレストランで提供している。最高級米沢牛のしゃぶしゃぶや、一の湯名物の「金目鯛の姿煮」が評判
二つの大浴場「金泉の湯」と「恵の湯」は男女入れ替え制。本脇弘基委員長(右)は、予約センターに勤務している。果たして、タオルに、ロゴは入っているか?

一の湯グループで宿泊・日帰り入浴をすると、利用日(宿泊の場合はチェックイン日からチェックアウト日)にグループ内の立ち寄り湯を無料で利用できる(明細書かレシートを提示)。フェイスタオル・貸出バスタオルも無料。午後1時から午後8時。

一の湯グループは、箱根湯本・塔ノ沢エリアに3施設、仙石原エリアに6施設を展開。このうち、5施設で立ち寄り入浴を実施している。
▷塔ノ沢 一の湯本館、陽だまり 一の湯、箱根路開雲、仙石原品の木一の湯、ススキの原 一の湯

早川渓谷を眺めながら湯あみができる昔ながらの浴場
箱根湯本駅に近い閑静な高台に立地。送迎バスあり
箱根湯本駅から徒歩8分。会議室や宴会場も完備
大涌谷温泉を引いた露天風呂とバレルサウナが魅力
観光名所ススキの原に近い、スタイリッシュなお宿
一の湯グループ内で唯一、わんちゃんと泊まれる宿