「Kampoful Life(カンポフルライフ)」の人気コンテンツ「薬膳レシピ」のなかで、スーパーでそろう食材でつくる薬膳料理を紹介している槇玲(まり)先生に、いまの季節に取り入れたいレシピを紹介していただきました。

少しずつ暖かくなり、自然界が活動を始めました。私達もまた自然の一部。カラダも心も動き出します。一方、寒暖差や環境の変化で、なんとなくやる気が出ない、カラダがついてこない、そんなときもあります。春の「気持ちのゆらぎ」は食事で整えることができます。「さばのねぎ甘酢」がおすすめです。青ねぎはカラダを温めながら気の巡りを整え、心の風通しを良くしてくれる食材。魚や肉など、高栄養な食材の消化吸収を助けてくれるので、元気が湧いてきます。黒酢の酸味は巡りを整え、気持ちもカラダも引き締める働きがあります。軽やかに、春へと踏み出してください。

ねぎは風邪の特効薬として有名ですね。カラダに溜まった余分な水分を、汗や尿によって排出させるため、カラダが軽くなった感じがするでしょう。
さばのねぎ甘酢


ねぎに豊富に含まれる「アリシン(硫化アリル)」は強力な殺菌作用を持ち、風邪や食中毒を防ぐ効果があります。とくに青ねぎがおすすめです。さばで気血を補い、黒酢で血の巡りを促し、青ねぎで解毒を助ける。冬から春へ向かうこの時期に巡りを整える組み合わせです。
材料【4人分】
- さば(3枚おろし) 1尾分(2枚)
- 青ねぎ(小口切り) カップ1
- 土しょうが(スライス) 3枚
- 片栗粉 小さじ2
<調味料>
- 黒酢 50cc
- 酒 大さじ2
- しょうゆ 大さじ1.5
- はちみつ 大さじ1
作り方
- 3枚おろしにしたさばを4等分に削ぎ切りし、片栗粉をまぶす
- フライパンの底から1.5cm高さまで水を入れて、しょうがを入れ、火にかける。調味料を加えて①を並べ入れる
- 煮立ったらアクを除き、落とし蓋をして煮汁にトロみがつくまで煮詰める
- 青ねぎを加えて絡め、盛り付ける。

薬膳料理研究家/管理栄養士 槇玲(まり)
家庭薬膳のパイオニア。みずからも薬膳と出会い、長年悩んだ体調不良とアレルギーを食のチカラで克服した経験を持つ。


