今月号は拡大版として、新年の人気作品・注目作品を紹介します。ぜひ劇場で心豊かなひとときを過ごしてください。

緊急取調室 THE FINAL

ストーリー

超大型台風が連続発生し、国家を揺るがす非常事態の最中、内閣総理大臣・長内洋次郎(石丸幹二)は、災害対策会議に10分遅れて到着する。さらに、「空白の10分」を糾弾する暴漢・森下弘道(佐々木蔵之介)が現れ、総理大臣襲撃事件が発生する。警視庁は、森下のテロ事件を早急に解決するため、「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」の緊急招集を決定。真壁有希子(天海祐希)らキントリチームは取調べを開始するが、森下は犯行動機を語らないどころか、「総理大臣を連れて来い!」と無謀な要求を繰り返す。取調べが行き詰まるなか、長内総理に"ある疑惑"が浮かび上がる。有希子は総理大臣を事情聴取すべく動き出すが…。

監督:常廣丈太/脚本:井上由美子/出演:天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、佐々木蔵之介、石丸幹二、杉咲 花、でんでん、小日向文世ほか/配給:東宝/121分/©2025劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

壮大なスケールで描かれる"キントリ"が挑む最後の闘い

2014年1月から昨年12月まで、5シーズンにわたりテレビ朝日系列で放送された大ヒットドラマ『緊急取調室』。ドラマは、可視化された特別取調室で厄介な被疑者と対峙する、捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」の活躍を描いている。主演の天海祐希演じる叩き上げの刑事・真壁有希子と、クセ者揃いのベテラン取調官達が、犯人との“言葉の銃撃戦”を繰り広げ、事件の裏に隠された「真実」を暴いていく、スリリングかつ爽快感あふれる物語は、人気シリーズとして不動の地位を確立してきた。長きにわたり多くのファンに愛されてきた「キントリ」が、劇場版でついにフィナーレを迎える。

最後の敵は内閣総理大臣。取調官・真壁有希子役の天海祐希を筆頭に、お馴染みのメンバーが熟練のチームワークで真相を解明していく。捜査一課の面々が現場で情報収集する場面や、副総監(大倉孝二)とのユーモラスなやり取りなど、キントリならではのシーンも見られ、引き込まれていく。なぜ、森下(佐々木蔵之介)は事件を起こしたのか。長内総理(石丸幹二)はなにを隠しているのか。壮大なスケールで描くキントリ最後の闘いをお見逃しなく。

パンダプラン

ストーリー

伝説的アクションスター=ジャッキー・チェンは、アクション映画の撮影などで多忙な日々を送るなか、あるきっかけから赤ちゃんパンダ"フーフー"の里親に選ばれることになった。街中では通り過ぎるたびに歓声が上がり、スターとしての日常を送っていたジャッキー。しかし、里親になったことで突如、謎の悪党に狙われ、「パンダをよこせ」と迫られる。ついに誘拐されてしまったフーフーを救出するため、ジャッキーはアクション映画さながらの壮絶な戦いに挑む。

監督:チャン・ルアン/脚本:モン・イーダー、シュ・ウェイ、ジャン・ルアン/出演:ジャッキー・チェン、フーフーほか/2024年/中国/99分/配給:ツイン

今度の相棒は、パンダ!? ジャッキーが本人役で大奮闘

史上初めてジャッキー・チェンが本人役を演じ、2024年、中国映画界で予想外の大ヒットとなり話題を呼んだ本作。ぬいぐるみに紛れて身を隠すユーモラスな場面や、カンフーで悪党に立ち向かう白熱のアクションも満載で、“ジャッキー・チェンらしさ”全開のシーンが次々と繰り広げられる。笑いとスリルが交錯する展開を、スクリーンで存分に楽しんでほしい。


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ほどなく、お別れです

ストーリー

就職活動で連敗を重ね、自身の居場所を見つけられずにいる清水美空(浜辺美波)。彼女には、"亡くなった人の声を聴くことができる"というだれにも打ち明けられない力があった。美空の秘密に気づいた葬祭プランナーの漆原礼二(目黒蓮)に、「その能力を生かすべきだ」と、葬祭プランナーの道へと誘われる。葬儀会社のインターンとして漆原とタッグを組み、2人は、遺された人と旅立つ人、それぞれの想いをつなぐ「最高のお見送り」を目ざしていく。

原作:長月天音『ほどなく、お別れです』シリーズ(小学館文庫刊)/監督:三木孝浩/脚本監修:岡田惠和/脚本:本田隆朗/出演:浜辺美波、目黒蓮ほか/配給:東宝/125分

最期の瞬間に奇跡が起こる 心震わす命のストーリー

「小学館文庫小説賞」の大賞を受賞した長月天音のデビュー作『ほどなく、お別れです』。シリーズ3巻、漫画化もされ、大きな話題を集めている。今回、感動を呼んだストーリーが実写映画化された。だれもが避けられない大切な人との別れ。霊が見えるヒロインと、指南役の葬祭プランナーが届ける最期の“奇跡”とは―。葬儀に携わるUAゼンセンの仲間に思いを馳せながら見たい作品である。

ⓒ2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 ⓒ長月天音/小学館