衣料品や靴、眼鏡などの専門店・38組合が集う専門店ユニオン連合会(SSUA)では、多店舗・少人数・広域で運動を進めるのは難しいと言われてきたなか、連合会として政治活動に取り組む意義を確認し、各組合で積極的に取り組んできました。とりわけ、田村まみ組織内参議院議員の周知活動をリードする2組合から後編はやまと労働組合の、諏訪聖尚職場委員を紹介します。


つねに田村議員の最新情報を伝える

やまと労働組合 諏訪 聖尚 きよたか 職場委員

おすすめのきもの「やまと可憐」を紹介する諏訪聖尚さん。店舗ではチーフとして、組合では職場委員として活躍

JR立川駅に隣接する商業施設・ルミネの5階、「きものやまとルミネ立川店」を訪れると、粋なきもの姿の諏訪聖尚さんが歓迎してくれた。

やまとは創業108年のきもの専門店で、全国に78店舗展開。現在はフランスにも2店舗出店し、海外にきものの魅力を発信している。「KIMONO DREAM MAKERSというビジョンのもと、きものの楽しみ方を提案しています」と諏訪さんは微笑む。

きものやまとルミネ立川店

諏訪さんは、勤続5年目で、店舗ではチーフとしてスタッフ15名をまとめている。労働組合では昨年から職場委員を務め、機関紙『Voice』をつうじて田村まみ組織内参議院議員の活動を熟知し、熱心に支援の輪を広めている。

やまと労働組合は、赤羽隆史委員長を中心に中央執行委員(=中執)8名、代議員16名で活動を進めている。全国を8ブロックに分け、中執1名と代議員2名がブロックの運営にあたっているという。さらに店舗や本部に職場委員1名を配置し、働きやすい環境づくりと組合活動の浸透に取り組んでいる。

代議員を務める貝沼店長から、田村まみ議員の活動を教わり、朝礼やミーティングで仲間達へ伝えている

諏訪さんは日ごろ、代議員である貝沼智之店長と連携して田村議員の定着活動に努めている。貝沼店長が組合の会議で得てきた田村議員の情報を教えてもらい、朝礼やミーティングの場で仲間達に伝えている。「政治に関心が持てない若いスタッフもいるため、賃上げ環境の整備を政府に求めたことなど、自分達のために国政で奮闘している田村議員の様子を随時伝えています」と話す。

また、スポーツ万能の諏訪さんはSSUAのフットサル大会などに参加し、他店舗の仲間と交流しながら田村議員のことを広めている。

SSUAのフットサル大会で、他店の仲間と交流し、田村議員の活動も周知する

鈴木諒一書記長は、「諏訪さんのような職場委員の活躍のおかげで、支持者カードは目標の105%超に達しています」と感謝の気持ちを語る。

一方、スタッフは女性が多く年齢も幅広い。やまとでは早くから女性特有の健康に関して理解が進み、配慮する環境が整っていた。「田村議員が働く女性の健康課題の解消へ向け国会で奮闘している姿は心強く感じました」と諏訪さんは語る。

「今後は、全国転勤が多い社員のために正月休業日の設定を推進してほしい」と期待を寄せる。「田村議員の応援体制は整っています。最後まで気を抜かずに定着活動に励んでいきます」と力を込めた。

【田村まみ組織内参議院議員 プロフィール】
1976年生まれ。1999年、ジャスコ(現・イオンリテール)に入社。2006年組合専従(中央執行委員)に。
2019年7月の第25回参議院議員選挙(比例代表)で初当選。厚生労働委員会、予算委員会、消費者問題特別委員会などに所属。本年7月実施の第27回参議院議員選挙(比例代表)の組織内候補者として、働く仲間の声を聴きながら、政策実現にまい進中。